旧海軍震洋特攻隊基地跡パンフレット
パンフレット:私たちのまちにも特攻基地があった (PDF 2.1MB)
教育委員会は、旧海軍震洋特攻基地跡パンフレットを作成しました。
基地跡は越港に面した山沿いに壕が15基掘られ、現在に至っています。太平洋戦争末期 、昭和20年4月米軍が沖縄に上陸、全島は住民を巻き込む悲惨な戦場となりました。 この時期すでに日本軍は軍艦や航空機のほとんどを失っており、押し寄せる敵艦隊に体当たりするほかなくなっていました。
しかし、大本営は本土決戦を行うべく米軍の四国南部上陸を想定して、土佐湾一帯に震洋・回天などの海軍特攻隊を配置しました。 幸い8月に終戦を迎え、再三出撃命令が出されましたが出撃には至らず終戦を迎え若い命が九死に一生を得たのでありました。
基地跡保存会及び元隊員らからの寄付で、現場に石碑や案内看板を作成しましたが今回作成したパンフレットは、小学生から高校生全員に配布し、地元に残る貴重な戦争史跡について学習していただきたいと思います。