平成28年8月28日の市長室
中央公民館完成
昭和39年度に建築された「旧中央公民館」は、築五十年を経過し、施設の老朽化や駐車場・バリアフリーの問題、また、耐震性をはじめ市街地の防災対策など多くの課題を抱えておりましたが、このたび市役所に隣接した旧体育館跡地へ「新中央公民館」が無事完成いたしました。
本事業の遂行にあたり、地元関係者のご理解とご協力、そして工事に携われた関係各位のご努力に対し、この場をお借りいたしまして、厚くお礼申し上げます。
近年は、過疎化・少子高齢化が著しく進展し地域の中での人間関係の希薄化など、様々な課題や問題も山積しておりますが、この新しい中央公民館が、市民の文化活動の中心的な施設として多くの方に活用していただき、末永く人の輪が大きく広がることを切に願っているところです。
またあわせて、この中央公民館は今後予想される「南海トラフ大地震」発災時において、防災拠点施設としての機能を併せ持ち、地震さらにはその後の津波から市民の命を守る「防災の砦(とりで)」としての役割に大きく期待しており、ひきつづき地域において「自助・共助・公助」の相互連携を深めながら「一人の犠牲者も出さない」気概を持って、防災対策にとりくんでまいりますので、みなさまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
平成28年8月28日
土佐清水市長 泥谷 光信