令和7年新年の市長室
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、市政に対し格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて昨年は、元日の能登半島地震、4月には愛媛県と高知県で震度6弱を観測した豊後水道を震源とする地震のほか、8月には宮崎県日向灘を震源とする地震、さらに9月には能登半島地震の被災地において記録的な豪雨により河川の氾濫等が発生し、自然災害による甚大な被害が各地で発生しております。
特に、8月の宮崎県日向灘を震源とする地震では、南海トラフ地震の想定震源域であったため、初めての南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、特別な注意の呼びかけが終了するまでの間、市民の皆様におかれましては、非常に緊張された日々を過ごされたのではないでしょうか。
このように日本各地で頻発している自然災害や近い将来に必ず発生すると懸念される「南海トラフ地震・津波」への備えについて、今一度、ご家族や地域の方と一緒に考えていただきたいと思います。市といたしましても、市民の皆様の命と財産を守り、発災直後の対応から早期復旧・復興に向けた取組が可能となる体制づくりをめざし、国・県と連携しながら、全力で防災・減災の取組を推進してまいります。
また昨年は、土佐清水市制施行70周年を迎え、10月26日には「土佐清水市制施行70周年記念式典」及び「第9回土佐清水ジョン万祭り」を賑やかに開催することができました。本市の礎を築いてこられた先人の皆様に感謝するとともに、市民をはじめ、多くの皆様に感謝申し上げます。市制70周年を契機とし、ふるさとに生まれ育ったことを誇りに思う「土佐清水市」を築くため、ジョン万スピリッツを発揮して全力を挙げて取り組む決意であります。
新たに迎えました本年も、市民の皆様にお約束した公約を着実に実行してまいりますので、引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
結びに、本年の皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和7年 元旦