令和6年新年の市長室

  新年あけましておめでとうございます。
  市民の皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
  旧年中は、市政に対し格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

　さて世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の位置付けが、昨年5月8日に「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「５類相当」へ移行となり、社会経済活動において多くの制約があったコロナ禍から、大きな転換期を迎えた1年となりましたが、今後におきましても動向を注視し、基本的な感染対策に努めてまいりますので、市民の皆様には、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

　そのような中、昨年本市では、「ぐるっと竜串ウエストパーク」の完成により、平成２７年から実施してまいりました「竜串地区再整備事業」は、完了を迎えることができました。また、「道の駅めじかの里土佐清水」もリニューアルオープンいたしました。新たな道の駅は、本市の観光、物流の新しい拠点として、重要な施設であり、市民の皆様に愛される道の駅を今後も目指して展開してまいります。この間に整備された各施設が、相乗効果により益々発展し、市全体の活性化につながることを期待するとともに、今後におきましては、観光のみならず、本市産業全体の追い風となるよう、取り組んでまいります。

　市長就任後この間、社会・経済等が大きく変動する中で、あらためて基礎自治体の長として時代の変化に対応し、厳しい時を乗り越えて将来基盤を築いていくその職責の重さに、身の引きしまる思いであります。市長就任当初の気持ちを忘れることなく、市政運営に努めていく覚悟であり、あわせて市民の皆様にお約束した公約を着実に実行してまいりますので、引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

　さらに本年は、土佐清水市制施行7０周年にあたります。これまで、土佐清水市の礎を築いてこられた先人の皆様に感謝するとともに、次の世代に語り継ぐべきことを大切にしながら、未来に向けて市民の皆様と力をあわせ進むべき道を切り拓いて行く1年にしたいと考えています。

　結びにあたり、新しい年が市民の皆様にとって希望が持てる素晴らしい年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

令和６年　元旦