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令和3年3月1日の市長室

市長提案理由説明書

  本日ここに、令和3年土佐清水市議会定例会3月会議の開催に当たり、市政の課題等につきまして、所信の一端を申し述べますとともに、令和3年度土佐清水市一般会計予算案をはじめとする議案等についてご説明申し上げ、議員の皆様及び市民の皆様にご理解とご協力をお願いいたします。

  はじめに、新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた皆様方に心からのお悔やみを申し上げますとともに、医療提供体制がひっ迫し、深刻さを増すなか、感染リスクと日々向き合いながら医療の現場においてご尽力いただいている医療従事者や介護従事者の皆様方に心からの敬意と感謝を申し上げます。
  2月17日より新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が、国内で始まりました。当面は、安全性を調べるための先行接種として行われ、全国の100病院の医療従事者4万人が対象となります。
  また、国によると、65歳以上の高齢者に対しては、国内では4月12日から接種を開始、同月26日の週から本格化させる予定とのことであります。
  土佐清水市では、高齢者向けの優先接種に備え、安定的な供給及び接種体制の構築・確保を行うため優先接種の対象となる高齢者の皆様へ接種の希望調査を行い、現在、結果を集計しているところであります。
  市としましては、4月中旬以降を目途に高齢者から順に1日も早く希望する市民への接種ができるよう、4月1日より、健康推進課内に「新型コロナ予防接種係」を新しく設置するとともに幡多福祉保健所や医療関係機関などと連携しながら、必要な対策に全力で取り組んでまいります。
  さて、1月14日より緊急事態宣言の対象が11都府県に拡大されて以降、本来であれば2月7日には解除される予定でありましたが、栃木県のみ解除となり、その後、本日、3月1日、関西3府県、中京2県、福岡県が解除されました。残る東京など首都圏の1都3県については、医療提供体制がひっ迫している状況が続いていることなどから、3月7日から前倒しして解除することを見送られたところであります。
  高知県においては、2月19日以降、昨日まで10日連続で新規感染者が確認されておらず、一定落ち着いた状況が続いており、2月22日、県の感染症対応の目安としている独自のステージを「警戒」から「注意」に引き下げました。
  これを受け、市としましては、24日に課長会を開催し、ステージは1ランク下がったものの、会食などは小グループかつ短時間といった対応方針は変更しないことなどを確認いたしました。
  昨年の5月会議の中でも申し上げたとおり、コロナとの戦いは長期戦になることを覚悟しておりましたが、引き続き、市民の不安解消や感染予防に向けた対策を適切に講じてまいりたいと考えておりますし、皆様におかれましても、手洗い・うがいやマスクの着用・三密の回避など、感染対策に十分ご留意下さるようお願い申し上げます。

  次に、4月17日、「陰陽師」「大江戸恐(おおえどきょう)龍伝(りゅうでん)」などの人気作で知られる作家、夢枕  獏氏の新作「白鯨・Moby-Dick」の刊行を記念した講演会「ジョン万と清水の魅力を語る」が中央公民館3階多目的ホールで開催されます。ジョン万次郎を物語の語り手とした同小説は高知新聞などで連載されました。事前の参加申し込みは不要、参加費無料で当日は、先着100名程度の定員となっておりますので、ご興味のある方は是非ともご参加いただき、夢枕  獏氏の飾らない人柄など楽しんでいただきますようよろしくお願い申し上げます。

  それでは、令和3年度の当初予算案の概略についてご説明いたします。
  まず、一般会計につきましては、予算総額が104億1,200万円、対前年度比2億2,100万円減、率にして2.1%減となっており、2年ぶりに対前年度比がマイナスとなる予算となっております。
  減額となった主な要因は、市街地地区消防屯所の統合・高台移転事業や消防本部救助工作車購入事業が令和2年度で終了したこと、継続事業である光ファイバー整備事業の令和3年度実施予定であった事業費について、コロナ対策として前倒しを行い令和2年度補正予算で計上したことによるものであります。
  令和3年度におきましても、各種事業の財源には、国・県等の補助金・交付金のほか、過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債などの優良債の活用を見込んでおり、一般財源を必要最小限に抑えたものとなっております。
  このため、令和2年度に続き、特定目的基金は取り崩すものの、財政調整基金の取り崩しは行わない予算編成としております。
  私にとって、2期目最後の予算編成となりましたが、令和3年度の当初予算につきましては、「コロナから市民の命と暮らしを守る予算」と位置づけるとともに実質公債費比率が早期に18%未満に改善できるよう、財政健全化にも全力で取り組んでまいります。
  なお、一般会計及び6つの特別会計の繰り入れ繰り出しによる重複計上を除いた実質計上総額は153億9,892万3千円となり、対前年度比で2.7%の減となりました。

  一般会計の歳入につきましては、市税は対前年度比6,633万7千円、5.7%減の11億504万8千円を計上しております。地方交付税につきましては、令和2年度の決算見込額や令和3年度の地方財政計画、国勢調査による人口減の影響などを勘案し、対前年度比1億5,400万円、3.7%減の39億7,600万円を計上しております。
  全体の歳入不足は特定目的基金のうち、防災対策加速化基金126万2千円、ふるさと元気基金2億円、ふるさと水と土基金700万円をそれぞれ取り崩し、目的に沿った事業の特定財源として充当させていただきました。
  歳出は、義務的経費が対前年度比7,266万9千円、1.6%減の45億6,681万6千円を計上、投資的経費は、新規事業として消防屯所高台移転等事業や新地場産品販売施設改修業務、ぐるっと竜串ウエストパーク再整備事業など、継続事業として防災行政無線デジタルシステム設置事業やメジカ産業再生プロジェクト関連事業などの事業にかかる予算を計上し、2億5,195万9千円、9.9%減の22億9,460万8千円を計上しております。その他の経費では、新型コロナウイルスワクチン予防接種委託料5,797万円の計上などにより物件費は、対前年度比2,492万7千円、1.9%増の13億1,986万円を計上、補助費等は、地域電子通貨めじか事業や土佐清水ジョン万満喫旅行事業に関連する予算の計上により対前年度比8,345万2千円、7.6%増の11億8,312万円を計上、その他の経費全体では対前年度比1億362万8千円、3.0%増の35億5,057万6千円を計上しております。

  予算編成につきましては、これまでどおり私の公約でもあり、「土佐清水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基本理念として掲げた「子どもは宝(子育て・教育環境の充実)」「若者は希望(基幹産業の復興と雇用対策)」「お年寄りは誇り(高齢者の生きがいづくりと中山間対策)」「命を守る(南海地震・津波対策)」「絆は力(活気あふれるまちづくり)」、この5つを重点配分するとともに、現在、重点施策として実施している「メジカ産業再生プロジェクト関連事業」及び「防災行政無線デジタルシステム設置事業」の2つを特別枠とし予算編成を行いました。

  まず、「子どもは宝(子育て・教育環境の充実)」につきましては、新規事業といたしまして、ファミリーサポートセンターの運営に関する業務委託900万円、教育センターに設置する子ども家庭総合支援拠点事業1,124万3千円、森林環境譲与税を財源に活用した「木とともに子どもの成長を見守る事業」376万2千円を計上いたしました。
  このほか、人材育成奨学資金等助成金21万6千円、不妊治療等に必要な経費の一部を助成する不妊治療費等助成事業120万円、赤ちゃん紙おむつ・粉ミルク購入支援事業185万9千円、学校給食事業や奨学資金貸付制度などの継続事業も含め、子育て・教育環境の充実に向け、全体で約7億9,100万円を計上いたしました。
  なお、人材育成奨学資金等助成金につきましては、清水高校から短期大学、専門学校、大学等へ進学した生徒に対する支援と、若い世代の土佐清水市への定住による人口の増加を促進し、地域の活性化を図ることを目的として、平成29年度に制度化したもので、土佐清水市奨学資金等の貸与を受け、専門学校を卒業後、令和3年4月より土佐清水市内の医療機関に看護師として勤務される方に対し、毎年度、1年間の返還額全額を市が助成することとなります。今回が初めての対象者となりますが、今後におきましても、さらに多くの方にこの制度を活用していただき、地域で働く若者をどんどん増やしていくよう周知活動に取り組んでまいります。

  次に、「若者は希望(基幹産業の復興と雇用対策)」につきましては、新規事業といたしまして、レスト竜串撤去跡地の竜串西側駐車場の再整備を行う「ぐるっと竜串ウエストパーク再整備事業」1,096万7千円、道の駅「めじかの里土佐清水」の改修工事に向けて実施設計等を行う新地場産品販売施設改修事業1,804万円、森林環境譲与税を財源に活用した未来へつなぐ森づくり支援事業200万円、山のお手入れ支援事業190万5千円、森をもりあげる担い手支援事業170万円を計上いたしました。
  このほか、ぐるっと竜串イーストパーク再整備事業1億710万円や爪白キャンプ場指定管理業務委託料1,320万円、体験型観光強化事業700万9千円などにより観光振興を図るほか、中心市街地の活性化を図る取組として「商店街等振興計画推進事業費補助金」399万5千円や販路開拓・営業拡大支援事業費補助金135万円などにより商工振興を図ってまいります。また、農林水産振興としては、多面的機能支払交付金3,154万4千円、中山間地域等直接支払交付金1,506万3千円のほか、メジカ産業再生プロジェクト事業の関連予算としてコンテナ型冷凍庫設置工事及び共同加工施設の新築等にかかる費用6億2,931万3千円などを計上し、各産業の活性化を図ってまいります。さらに、今年の日本ジオパーク認定を目指し、ジオパーク推進に関する費用及び竜串ビジターセンターの管理運営費用として総額で1,306万6千円を計上、ふるさと魅力推進事業では、2億円の寄附金額を見込んだ必要経費として、3億407万4千円を計上するなど、基幹産業の復興と雇用対策全体で約14億円を計上いたしました。

  続きまして、「お年寄りは誇り(高齢者の生きがいづくりと中山間対策)」につきましては、新規事業といたしまして、訪問入浴事業を実施する訪問介護事業所の安定した事業運営のため、看護師の派遣に係る費用に対して補助を行う訪問入浴看護師確保事業費補助金115万円を計上いたしました。
  このほか、2年目となる介護職員初任者研修業務263万4千円、本市限定の電子通貨「Meji-Ca」を活用した健(検)診受診率向上を目指す取組として健(検)診健康ポイント事業44万1千円、緑ヶ丘地区の集会所を介護予防拠点施設として整備するための費用に対して補助を行う介護予防拠点施設事業費補助金891万円、敬老祝金、公共交通維持確保、あったかふれあいセンター事業などの継続事業を含め、高齢者の生きがいづくりと中山間対策全体で約1億7,400万円を計上いたしました。

  次に、「命を守る(南海地震・津波対策)」では、新規事業といたしまして、津波浸水域にあり老朽化の著しい窪津地区及び加久見地区それぞれの消防屯所の高台移転と、住宅密集地にあり災害時には活動障害を招く恐れがある松尾地区の消防屯所の周辺部移転を行う消防屯所高台移転等事業4,135万4千円、防災啓発パンフレット作成委託業務費123万9千円を計上いたしました。
  このほか、令和2年度からの継続事業である防災行政無線デジタルシステム設置事業の第2期工事費4億9,113万4千円、竜串福祉センター建替工事実施設計業務委託443万3千円、自主防災組織育成強化事業費補助金570万円、木造住宅耐震改修費補助金3,375万円、老朽住宅除却事業費補助金5,140万円などの継続事業を含め、南海地震・津波対策全体で約7億5,200万円を計上し、市民の命を守り、そして命をつなぐための必要な対策を進めてまいります。

  次に、「絆は力(活気あふれるまちづくり)」では、新規事業として、「歴史の道100選」に選定されている真念庵遍路道を国指定文化財とするための埋蔵文化財調査事業214万8千円、結婚を希望する男女の出会いをサポートする高知県運営のマッチングシステムへの登録料を補助する出会い結婚支援事業費補助金10万円、人権問題全般に関する弁護士相談窓口を設置する弁護士無料相談事業9万1千円を計上いたしました。
  このほか、結婚新生活支援事業費補助金150万円、「高知家の遍路道」プロジェクト事業150万円、市史編さん事業120万円などの継続事業を含め、全体で約2億700万円を計上いたしました。

  先般、国会におきまして第3次補正予算が成立し、2月2日、第3次補正予算分として本市に配分される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、1億7,858万円となる旨の通知がありました。
  市としまして、この財源を有効に活用するため、今回も所管課からのボトムアップ方式による事業提案・予算査定を緊急に実施したうえで、新型コロナウイルス感染症対策に関連するものとして、引き続き【健康】【継続】【暮らし】の3つをキーワードにして、16事業で合計2億6,583万2千円を計上しております。
  内訳といたしましては、まず、【健康】感染症拡大防止策としまして、市民のワクチン接種及び接種体制整備に要する費用として新型コロナウイルスワクチン接種対策事業6,705万4千円のほか、市民図書館内換気扇設置改修工事105万円、リモート会議用環境整備にかかる費用13万6千円、特別養護老人ホームしおさいにおける感染対策物品購入費用に対する繰出金「コロナ対策事業費繰出金」150万円、妊婦及び生後6箇月から小学2年生までの子どもを対象にインフルエンザ予防接種費用を市が負担する「インフルエンザ予防接種事業」171万9千円、公園等環境整備事業112万7千円、救急業務費のうち感染防止用品購入にかかる費用77万6千円。
  次に、【継続】事業所などを支援する経済対策としまして、土佐清水市介護人材等定着支援事業620万円のほか、市民1人当たり5千円分のポイント付与及びチャージによるプレミアムポイントに要する費用「地域電子通貨めじか」事業7,988万4千円、コロナ禍で売上が減少した市内事業者が事業継続を図れるよう臨時給付金を支給する「事業継続臨時給付金」3,196万円、観光業の活性化を図るため個人客向けのMeji-Caカードの配布及び団体インセンティブを行う土佐清水ジョン万満喫旅行事業4,167万6千円、足摺テルメ維持管理業務767万4千円。
  最後に【暮らし】子育て世代と高齢世帯への支援策としまして、コロナ禍で食事提供が中止となっている「いきいきサロン」参加者の食事代の補助を行う「高齢者の集いの場」応援事業360万円のほか、移動図書館車購入事業1,861万9千円、新型コロナウイルス感染症にかかる人権啓発活性化事業274万4千円、がんばれ清水っ子応援事業11万3千円をそれぞれ計上しております。

  また、ふるさと納税制度により全国の皆様からご寄附を賜りました「土佐清水市ふるさと元気寄附金」について、令和3年度は「農地等維持管理事業」「市有林等管理事業」「有害鳥獣捕獲対策事業」「国立公園環境整備事業」「ジオパーク推進・ビジターセンター運営事業」「木造住宅耐震改修費補助金」「学校給食実施・運営事業」「新地場産品販売施設整備事業」「かつおサミット・宗田節まつり開催事業」「商工業振興事業」「幡多広域観光協議会等負担金・補助金」「観光客誘客促進事業」「体験型観光強化等補助金」「ふるさと元気寄附金推進事業」のそれぞれの特定財源といたしまして、合計で2億円を活用させていただきます。
  寄附を賜りました皆様にこの場をお借りし、改めてお礼申し上げます。

  続きまして、特別会計の概要についてご説明させていただきます。
  まず、国民健康保険事業特別会計につきましては、対前年度比7.0%、1億6,622万2千円減の22億477万2千円を計上しております。
  これは被保険者減少に伴う保険給付費の減額や国保事業費納付金の減額などによるものであります。
  水道事業会計は、三崎上水道整備事業について、令和3年度より配水池の造成工事に着手する予定となっていることなどにより、資本的支出では対前年度比14.3%、3,608万5千円増の2億8,910万7千円を計上いたしました。
  再生可能エネルギー事業特別会計は、市役所庁舎のほか、市民センター、福祉センターの照明器具のLED化工事にかかる費用を計上したことなどにより、対前年度比6.3%、603万8千円増の1億205万3千円を計上いたしました。
  介護保険、後期高齢者医療、特別養護老人ホームしおさい特別会計につきましては、それぞれほぼ前年度並みの予算計上としております。
  以上が令和3年度当初予算案についての概要であります。

  続きまして、補正予算案についてであります。
  令和2年度一般会計補正予算(第11号)は、各事業の決算見込みに伴う減額のほか、市内事業者に対し、コロナ禍に対応した環境整備・事業展開に要する経費を補助する「事業継続・拡大応援事業補助金」1,500万円や医療従事者のワクチン接種などにかかる費用「新型コロナウイルスワクチン接種対策事業」188万3千円など新型コロナ感染症対策事業として、6事業で2,683万3千円を計上、さらに、早期退職者の退職手当を含む人件費、特別養護老人ホームしおさい特別会計繰出金、国民健康保険事業特別会計繰出金、地籍調査事業にかかる費用などを追加計上しており、総額9,299万4千円の増額補正であります。

  特別会計では、決算見込み等により、国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び特別養護老人ホームしおさい特別会計補正予算(第2号)を提出させていただきました。

  令和3年度当初予算並びに3月補正予算に計上いたしました各施策を着実に実行することにより、社会経済活動支援とあわせ、「コロナから市民の命と暮らしを守る」ため、これまでの2期8年間の市政運営の経験と市長としての職責の重さを決意にかえて、引き続き新型コロナウイルス感染対策に全力で取り組み、一日も早くコロナ禍を乗り切る覚悟でありますので、議員の皆様及び市民の皆様におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  続きまして、条例議案等についてであります。

  議案第13号は、議会の議決に付すべき事件に関する条例の規定により、高齢者福祉計画・介護保険事業計画の制定につきまして、議会の議決を求めるものであります。

  議案第14号及び第22号については、現在、土佐清水総合公園内に飛行場外(ひこうじょうがい)離着陸場を整備しており、年度内に完成を予定しておりますが、完成後は、以布利に設置しております土佐清水ヘリポートを使用しなくなることから、議案第22号で条例を廃止し、議案第14号で新たに条例を制定するものであります。

  議案第15号は、政令の改正に伴う条例の全部改正であります。

  議案第16号は、防災物資配送拠点施設の設置場所について、地番の改正を行うものであります。

  議案第17号は、第8期介護保険事業計画の計画期間にあわせ、介護保険料率の適用期間について、条例の一部を改正するものであります。

  議案第18号は、足摺黒潮市場の月額使用料について、令和3年度の固定資産評価替えに伴い、見直しを行うため条例の一部を改正するものであります。

  議案第19号は、浦尻残渣加工施設について、周辺整備工事が令和3年3月に終了し事業費が確定することから、月額使用料の見直しを行うため条例の一部を改正するものであります。

  議案第20号は、ふるさと納税の使途として、「足摺遍路道等保存事業」を追加するため条例の一部を改正するものであります。

  議案第21号は、令和2年10月13日をもって、土佐清水市土地開発公社が解散したことに伴い、基金条例を廃止するものであります。

  議案第23号は、高知県と工事委託協定を締結し、実施しております工事において、協定区域の見直しのほか、事業費及び市負担額に変更が生じたことに伴い、議会の議決を求めるものであります。

  最後に、ご寄贈の報告をさせていただきます。
  乾モータース  乾(いぬい)  勲(いさお)  様より、救出訓練に活用して欲しいと解体訓練用車両2台を寄贈していただきました。

  また、土佐清水鰹節水産加工業協同組合  様より、新残渣加工施設の製品倉庫として活用して欲しいと残渣処理施設を寄贈していただきました。

  以上、ご寄贈していただいた皆様に、この場をお借りしまして厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。

  以上をもちまして、議案提出に当たっての私からの説明を終わらせていただきます。なお、細部につきましては、所管課長から説明をいたしますので、何とぞ、ご審議の上、適切な議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

令和3年3月1日
土佐清水市長 泥谷 光信

 

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