「土佐清水市人口ビジョン」及び「土佐清水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定にあたって
このたび土佐清水市では、平成26年11月に成立した「まち・ひと・しごと創生法」に基づく、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」及び「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を受け、「土佐清水市人口ビジョン」及び「土佐清水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。
策定にあたっては、市内15か所を2巡し、地域住民のご意見やアイデアを集約するとともに、高校生から概ね40歳までの若者を対象とした「清水の将来を考える会」による意見交換会の開催や、住民代表をはじめ、産業界・行政機関・高校、大学・金融機関・労働団体・マスコミ(産官学金労言)で構成する検討組織で審議するなど、広く意見を反映するよう努めてきました。
「土佐清水市人口ビジョン」は、本市の人口の現状と中・長期にわたる将来人口を展望することにより、急速に進展する人口減少が原因で起こるさまざまな課題を市民と共有することを目的としています。
「土佐清水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、「土佐清水市人口ビジョン」で見えてきた課題を克服するために、1基幹産業の復興により安定及び新たな雇用を創出する、2人の流れをつくる、3結婚・出産・子育ての希望をかなえる、4人と人とのつながりを強め、くらしを守るとともに、地域のにぎわいを創出する、の4つの基本目標を定め、計画期間の5年後の成果目標を設定するとともに、重点的に取り組む施策の基本的方向や具体的な事業を盛り込みました。
策定後は、「総合戦略」に掲げた事業を着実に実行していくため、計画(Plan)、実行(Do)、点検(Check)、改善(Action)といった一連のサイクルを確立し、進捗状況を確認しながら課題克服に向け、全力で取組みます。