1/28~3/1までの「モデルナワクチン」3回目接種について
市の管理不十分による適正な温度管理ができていないモデルナワクチンでの接種につきましては、接種を受けたご本人をはじめご家族の皆様に心からお詫びを申し上げます。
また、市民の皆様にも、ご不安を与えましたことを併せてお詫び申し上げます。
対象者の方に文書を送付させていただいてから現在までの対応等についてご報告いたします。
○健康観察について
ワクチン接種による健康被害は概ね4週間以内に出現するといわれております。現在、健康推進課の職員が対象の方に電話をかけ、体調について確認させていただいております。接種の時期の早い方から連絡させていただいておりますので、接種者全員への連絡には時間がかかってしまい、重ねてお詫び申し上げます。
また、何かご不安なことがある場合は健康推進課までご連絡をお願いいたします。
○冷凍庫の温度管理について
エアコンの主電源を夜間に切っていたことで冷凍庫の電源に影響していたことが、3月1日に判明したあとは、改善し、冷凍庫は正常に稼働しております。
そのうえで、毎朝、モデルナの冷凍庫とファイザーの冷凍庫もあわせて、前日の庫内の温度データを抽出し、3人の職員で確認をしております。
○製薬会社への依頼について
冷凍庫のこれまでの温度データを送付し、ワクチンへの影響等、解析をしてもらっております。
○抗体検査について
抗体検査の結果から、必ずしもその方の免疫が十分なものであるかどうかが分かるわけではなく、通常、ワクチン接種後の抗体検査は必要ないと考えられていますが、今回のワクチンでは効果がないのではないかと皆様が心配されていることと思います。そのため、まずは、同じワクチンを接種した市職員に試験的に抗体検査を実施しております。検査結果が出次第、お知らせする予定です。
(この職員達は、皆様の接種した時期にキャンセルがあった際、ワクチンの廃棄を防ぐために、代わりに接種した職員達です)
皆様への抗体検査の実施の有無等については、もう少しお待ちください。
○ファイザーのワクチンについて
市民の皆様から1回目・2回目のファイザーのワクチンについて、温度管理は適正だったのかとの問い合わせもいただいております。
本市では1回目・2回目接種はファイザーワクチンを使用し、3回目接種ではファイザーワクチンとモデルナワクチンを使用しております。
それぞれのワクチンは保管温度(ファイザーは-90~-60度、モデルナは-15~-25度)が違うため、それぞれのワクチン用に冷凍庫を設置しております。
モデルナのワクチンの冷凍庫につきましては、令和4年1月14日に本市に納入され、モデルナ冷凍庫用に設置した電源を使っておりました。その電源が今回、エアコンの電源の影響を受けていたと判明したものになります。
ファイザーのワクチン用の冷凍庫は、他の影響を受けない電源を使っているため、冷凍庫の温度は適正に管理されています。(温度データを確認いたしました。)
これまでに実施した1回目・2回目も含めてご安心ください。
令和4年3月9日
連絡先:健康推進課新型コロナ予防接種係
電話 0880-87-9023