風しん追加的対策(抗体検査・予防接種)
現在、都市部の成人男性を中心として風しんに感染する人が急増しています。
これ以上の流行を防ぐため、今年度より風しん追加的対策として、下記に該当する方に抗体検査と検査結果によっては予防接種を、無料で実施します。
対象者
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
※ 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、今までに風しん予防接種の公的な補助がなかったため対象となりました。
費用
無料
受診方法
- 実施医療機関に連絡して、抗体検査が受診可能な日時等を調整
- 市から届いた「クーポン券」「本人確認書類(保険証やマイナンバーカード等)」を持って医療機関へ
※ 昭和37年4月2日~昭和47年4月1日生まれの男性は、市へ申込みが必要
※ 申込み先:土佐清水市役所 健康推進課 保健推進係 電話:0880-82-1121 - 医療機関より抗体検査の結果を聞き、必要に応じて予防接種を受ける
※ 医療機関によって、抗体検査結果の通知方法が異なる場合があります
結果の通知方法については、医療機関に直接お尋ねください
実施医療機関について
実施医療機関については、以下のURLよりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
なお、実施医療機関を把握するには時間を要するため、実際に受診される場合は、ご希望の医療機関へ直接、お尋ねすることをお勧めします。
健診との同時実施について
特定健康診査(国民健康保険加入者のうち、40歳~74歳未満の方を対象とした健診)と事業所健診を受診予定の方は、健康診査と同時に抗体検査を受診できる場合があります。
風しんについて
症状
感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。風しんの重篤な症状として、脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
感染等ついて
◎ 感染力
風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
◎ 感染経路
ヒトからヒトへの飛沫感染(せき・くしゃみなど)です。
◎ 感染期間
発しんの出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。
症状が出る前にも感染することがあるため、抗体を持つことが重要になります。
◎ 予防方法
風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法とされています。
先天性風しん症候群
風しんの危険性の一つとして、先天性風しん症候群が挙げられます。
妊娠中の女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に先天性の障害をもつ子どもが出生することがあります。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、風しんが発生している地域では、可能な限り人混みを避けていただくなど、風しんにかからないように注意してください。
また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないように予防に努めることが重要です。
妊娠を希望する女性等への風しん抗体検査について
高知県が妊娠を希望する女性等への風しん抗体検査を実施しています。
詳しくは、以下のURLよりご確認ください。
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/2020051200219.html
カテゴリー
- 担当:土佐清水市 健康推進課 保健推進係