令和5年11月11日(土)開催の土佐清水市全国手話検定試験(5級)について
令和5年11月11日(土)開催の土佐清水市全国手話検定試験(5級)について
高知県内の自治体では初単独開催となった全国手話検定試験(5級)を、高知県立清水高校生11人を含む全13人が受験しました。高校生は9月から勉強を始め、試験まで全8回の授業を受けるなど、一生懸命手話の学習に取り組み、見事全員合格となる快挙を達成しました。
本市においては令和2年に手話言語条例を制定し、障害の有無に関わらず地域の中で安心していきいきと暮らせる共生社会の実現を目指す中で、次世代を担う高校生が障害のある人や手話について勉強することは大変有意義なことです。
※受付は終了しました。
受験者の感想
〇今回、手話検定という貴重な経験をして、障害のある人とコミュニケーションをとるときに、相手に合わせることができるということは、今後、重要になってきそうな能力だと思いました。
授業でやらなければ自分は手話に触れることはなかったと思うので、今回、市が協力してくれたことでとてもいい経験ができたと思います。(高校2年生)
〇私は「生活と福祉」の授業を通して手話を勉強することができて本当に良かったと思います。手話は覚えることが多くて難しかったけれど、普段手話を使っている人や口話ができない人たちの気持ちも理解することができました。(高校2年生)
受験の様子
令和6年度も検定試験の一般募集を行い、一定数受験者が集まることを条件に、本市で開催する予定です。
手話に関心がある皆さん、この機会に検定を受けてみませんか?土佐清水市内に住所を有する方は、検定料の補助制度があります。