~障害のある人もない人も、みんなが安心して暮らすために~
障害のある方について知ってください
地域のみなさんの近くに、障害のある人はいますか?生まれつき障害のある人もいれば、事故や病気により障害を持つ人もいます。障害は、誰にでも生じえる身近なものです。本市においては、約10人に一人が障害者手帳を所有しています。障害のある人もない人も、ともに支え合い地域でいきいきと暮らせる社会について、一緒に考えていきましょう!
1.障害について
身体機能だけでなく、外見からは分からない障害もあります。例えば、心臓や腎臓などの臓器の機能障害や精神疾患のために日常生活を送るのが難しくなる精神障害、また、脳の発達などに脳機能に障害のある知的障害などがあります。
また、同じ障害名であっても、必要な支援・サポートは一人ひとり違います。
2.障害のある人への配慮
障害のある人が、どんなことに困っているのか、どんなサポートが必要なのかは一人ひとり違います。まずは、「お手伝いしましょうか」とやさしく声をかけましょう。
1.サポートは相手の意志を尊重しましょう。必要なサポートは一人ひとり違います。
2.周囲の状況が分からず、助けを求めることが出来ない人もいますので、進んで声をかけましょう。
3.緊急地震速報や災害警報などが発令された場合は、進んで声をかけましょう。
4.説明するときは、ゆっくり、はっきり、分かりやすい表現を心がけましょう。
3.障害者週間について
12月3日から12月9日までの1週間は障害者週間です。
障害者週間は、障害のある人たちの社会参加を推進し、理解と認識を深めるための週間です。障害のある人は、生活のさまざまな場面で不自由を感じることがあります。周囲が理解し配慮することで、地域で安心して暮らすことができます。どのような支援やサポートが必要なのかを知り、障害のある人もない人も、みんなが安心して暮らすことができる社会の実現を目指しましょう。
4.障害者雇用支援月間について
9月は「障害者雇用支援月間」です。「障害者雇用支援月間」は、昭和23年のヘレン・ケラー氏の来日を機に、当時の労働省が障害者の雇用促進運動を実施したことに由来します。障害者の雇用・就労には、雇用主だけでなく、一緒に働く私たち一人ひとりの理解と協力が不可欠です。障害の有無にかかわらず、誰もが自分の能力を発揮し共生できる社会の実現に向けて、障害者の雇用・就労に対する理解を深めましょう。