クワ科イチジク属の常緑亜熱帯植物である大津のアコウは、かつて目通りの周径5.5m、根周り周径7m、地上から約60度南に傾き、数10本の樹幹が密着して約10mも伸び、そこから10本ほどの枝が広がり、その見事な気根と巨大な樹幹が松尾の大樹に次ぎ稀有なものとして県の天然記念物に指定されました。その後平成10年(1998)6月、強風により倒木し一旦は復旧工事によりその姿を取り戻しましたが、平成15年(2003)8月に再び倒木した時点で巨木の姿は枯死により失い、その後地面に残った根から芽生えた現在の幼木2本の状態となって現在に至っています。
詳細情報
高知県指定文化財 | |
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種別 | 記念物(天然記念物) |
指定年月日 | 昭和24年1月18日 |
所在地 | 土佐清水市大津字向田1192番 |
所有者等 | 氷室天神社 |
形状 | |
問い合わせ先 | 生涯学習課 |
電話番号 | 0880-82-1257 |
メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |