この石神神社の社叢は、布長笹地区西寄りの市道沿いにあり、境内には本殿と未社があります。主木はスダジイ1本、タブ2本の合計3本の古木で、これらの樹冠がこんもりと際立っています。スダジイの大樹は目通り周径6.0mで、推定樹齢300年とされています。タブの大樹は1本が目通り周径5.8m、他の1本が4.4mとなっています。これらの古木は、地表1.5mから三本に分かれていたタブの樹幹の1本が市道に倒れてしまったことから伐採されてしまいましたが、現在も生育を続けており、特に本殿西側の石段を覆う様に張り巡らされたスダジイとタブの根はこの社叢を代表する見所となっています。