古代インドで火葬した釈迦の遺骨を納めたストーバーを意味する卒塔婆、すなわち塔は仏教伝来とともに各種造られました。
なかでも基礎・塔身・いくつかの笠と相輪よりなる塔を層塔と言います。その平面は方形、笠は奇数で、層数により三重、五重、七重、九重、十三重塔があります。
石造の層塔は工具の進歩・改良で鎌倉時代中期ごろから花崗岩のような硬質の石材が使われるようになり、規模の大きい十三重石塔が各地に作られました。
金剛福寺の十三重石塔は、花崗岩で作られ5mを超えるもので、寛文4年(1664)土佐二代藩主山内忠義が寄進しました。
詳細情報
土佐清水市指定文化財 | |
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種別 | 有形(考古資料) |
指定年月日 | 昭和34年2月20日 |
指定番号 | No.11 |
所在地 | 土佐清水市足摺岬字足摺山214番1 |
所有者等 | 金剛福寺 |
形状 | 総高 5.17m うち上部基礎 高さ 51cm 幅 55cm 四方 下部基礎 高さ 地盤より23cm 幅 97cm 四方 |
問い合わせ先 | 生涯学習課 |
電話番号 | 0880-82-1257 |
メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |