カカツガユ(和活が柚)は、本州(山口県)、四国南部、九州、沖縄の沿海部の山地に自生するクワ科ハリグワ属の常緑植物でトゲのある幹は、つる状になり他の樹木にからみついて生長しヤマミカン・ソンノイゲの別名があります。雌雄異株で花は夏に咲き果実はヤマモモ状で10月下旬赤橙色に熟します。
名前のカカツ(和活)は、ホオズキの古名「カガチ」が訛った「カカツ」の当て字で、ユ(柚)は赤黄色に熟した実をホオズキに似た柚に例えて名付けられたと言われています。
恩神社境内の自生地には、かつて目通り周径が30cmを超える3本の巨木がありましたが、これらについては残念ながら枯死等により全て伐採されてしまいました。現在は、この自生地において数本の幼木が順調に生長を続けています。
詳細情報
高知県指定文化財 | |
---|---|
種別 | 記念物(天然記念物) |
指定年月日 | 昭和24年1月18日 |
所在地 | 土佐清水市貝ノ川字コビヤガ谷691番 |
所有者等 | 恩神社 |
形状 | 目通り周径 約20cm |
問い合わせ先 | 生涯学習課 |
電話番号 | 0880-82-1257 |
メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |