アコウは、クワ科イチジク属の寒さに弱い常緑亜熱帯植物で、他の木に着生して成長することが多く、最後には着生した木を覆いつくして枯らす「締め殺しの木」と言われています。松尾天満宮境内のアコウの自生地に代表される大樹は、樹齢300年を超え、十数本の枝葉を四方に張りめぐらせており、その占める面積もまた広大で、まさにアコウの王者として国の天然記念物に指定されています。この大樹もすでに元の樹を枯死させ、その部分が中空になっています。
詳細情報
国指定文化財 | |
---|---|
種別 | 記念物(天然記念物) |
指定年月日 | 大正10年3月3日 |
所在地 | 土佐清水市松尾887番 |
所有者等 | 松尾地区 |
形状 | 樹高 22.0m 目通り周径 12.1m 地上約8mの所から東西約36m・南北約33m |
問い合わせ先 | 生涯学習課 |
電話番号 | 0880-82-1257 |
メールアドレス | syougai@city.tosashimizu.lg.jp |